第5回目の「池田家文庫 こども向け岡山後楽園発見ワークショップ」を平成20年12月14日(日)に開催いたしました。前日13日の天気予報では悪天候が心配されましたが、当日の岡山後楽園は晴れ上がり、気温もさほど寒くなく天候に恵まれました。今回は、岡山市内の小学校から5名の小学生と、そのご家族4名の合計9名が集まってくれました。
ワークショップでは、附属図書館職員による紙芝居「むかしむかしの後楽園」のあと、2つの班に分かれて、岡山大学教育学部の学生といっしょに、カードに描かれたポイントの絵を、絵図の中から探して後楽園の中を歩きました。それぞれのポイントでは、学生のお兄さんやお姉さん、岡山県郷土文化財団・研究員の万城あき先生から「そのポイントが江戸時代の昔にはどのように使われていたのかや、どのような意味をもっていたのか」についてお話をしてもらいました。参加してくれた子どもたちは、後楽園の中を歩きながら、後楽園を作った池田綱政というお殿さまが好んだ景色(借景)を見たり、築山である唯心山に登って後楽園の全景を眺めながら楽しくすごしました。
参加してくれた記念に、後楽園の借景をバックに鶴鳴館の前で記念撮影をした写真を、修了証に貼って、こどもたちにプレゼントしました。ワークショップの最後には、こどもたちににワークショップで歩いた場所と一番よかった場所について発表してもらい終了しました。
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